Physics & Philosophies

理系大学生の頭の中

文章を書くということ

昨日、ある短歌について思ったことをまとまった文章にしてみた。考えてみると、メールやレポート以外の形で文章を書くのは久しぶりである。頭の中ではいろいろ考えていたつもりであったが、いざそれをまとまった文章として書き、公に発表するとなると意外と骨が折れるものである。原稿用紙5枚分程度の、小学校の読書感想文ほどの分量に過ぎなかったが、結局書き上げるのに2時間近くかかってしまった。

 

思えば、読書感想文や生活作文などで文章を書く機会はこれまでも多少はあったものの、伝わりやすい文章書き方だとか、段落の構成の仕方など、実際的な文章術はあんまり学んでこなかったように思う。日本語で文章を書くくらい造作ないだろう、と高をくくっていても、いざ文章を書こうとすると意外と難しい。そもそも、普段から「文章を書く」ことをしていないのだから当然といえば当然かもしれない。

 

最近、Julia Cameron氏によって提唱されているMorning Pagesというエクササイズが注目されているらしい。

Morning Pages are three pages of longhand, stream of consciousness writing, done first thing in the morning.

Morning Pages | Julia Cameron Live

簡単に言うと、「朝起きて頭の中にあることをなんでもいいからノート3ページ分書く」そうだ。これによって思考が整理されるらしい。

 

実際、自分の頭で考えていることを、目に見える形に書き出してみると、自分でもあやふやだったところが徐々に形をなしてきて、すっきりとするという経験はある。「書く」という行為は情報を発信するのみならず、自分の考えを省みるツールとしても大きな威力を発揮するのだろう。

 

ということで、文章を書いて自分の頭を整理するためにも、また文章を書くトレーニングを積むためにも、しばらくブログを続けてみたいと思う。